消した言葉を覚える消しゴム
小学校の宿題で子どもが作ったお話『消した言葉を覚える消しゴム』というのが文才あるなと思った次第。
題名、本文、解説と分解したので最後までお読みいただきたい。
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【題名】けした言葉をおぼえるけしゴム
【本文】わたしわ、言葉ををおぼえるけじコムです。
いろいろな、文ぼう貝屋さんにうらえてます。
よくかわれあす。
そいて、クラスのいんなぼくをうかっていまず。
でお、みなさんかけずのわまちがえだ言葉なので、わたしわ、まちがえだ言葉しかおずえられあいのです。
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【解説】まずは下記の翻訳文を読んで頂きたい。
(題名)消した言葉を覚える消しゴム
(本文)私は、言葉を覚える消しゴムです。
色々な、文房具屋さんに売られてます。
よく買われます。
そして、クラスのみんな僕を使っています。
でも、みなさんが消すのは間違えた言葉なので、私は、間違えた言葉しか覚えられないのです。
いかがだろうか。誤字が多い理由、そして最後の1文できちんと伏線を回収する構成力。
『この消しゴムが書いた』という視点から見ると、誤字すらも話の設定になってる部分には完成度の高さを感じざるを得ない。
題名は合ってるのに文章では間違えてる所も芸が細かく、短い文章ながらセンスを感じる人が多数出現。
なお本文章を作成したのはガチ小学生のようである。
最後に出典元を明記しておくので、良かったらエロサイトの広告と合わせてご覧いただきたく。
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